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北京オリンピックの出場権をかけたアジア野球選手権で日本チームが優勝した。
久しぶりに、国際試合の栄誉に感激した。
 
最近スポーツと呼ばれている世界では余りにも、その精神に程遠い出来事や不祥事が
プロ、アマに共通して起きている。目を背けたくなる程の嫌悪感を抱かせることが続いている。
 
そのなかで野球日本代表の活躍は一種の清涼感を与えてくれた。
テレビの生中継を食い入るように観戦して多くのことを感じたが、特に次のことに感銘を受けた。
 
「監督の優れたマネージメントと大胆且つ緻密な的確采配、それに応える選手一人一人が
実行する役割分担の徹底」が印象的だった。
そして真剣に取り組む選手の眼差しと凛とした態度が実にスポーツマンらしくて素晴しい。
これは私ども日常生活や社業にも当てはまり、大いに見習う価値があると思う。
 
アジアで日本が一番に成った野球とは対照的に子供の学力は低落の一途だそうだ。
世界57ヶ国で15歳の40万人を対象とした国際学力調査の結果が世界同時発表された。
正答率と得点も1位の台湾を始め香港、韓国など、アジアの国や地域がトップグループを
ほぼ独占する中で日本は大きく引き離され置き去りにされていると新聞各紙の一面に
掲載されている。
更に、教師と生徒のコミュニケーションは参加国最低とのこと。
信頼関係欠如か、甘えなのか?環境なのか?
 
学力低下は、「ゆとり」もないのに「ゆとり教育」など標榜した惨めな結果では無いだろうか?
大人が作った学習指導要領を押し付けられた子供は被害者のような気すらする、もちろん
そうでない人も居るだろうけど、人生の中で大切な基礎学力を養う時期に授業時間を減らされては学力が低下することは分り切ったことだ。
その実施前でも授業時間が足りなくて1年間の教科書が消化できないと知り合いの教師が嘆いていたことを思い出す。
特別の思惑がない限り、何かを改定したり新施策を具現化することが良いと思ってスタート
したのであろうとは思う。
 
ただし、地下資源もほとんど無い小さなこの国で
国民の三大義務と言われてる
1、教育、2、勤労、3、納税 
その中で義務教育は出発点だ、その学習時間を減少する必要性が何処にあったのだろうか?
10年以上経過した今それを見直して、間違えていたのでまた授業時間を増やすと言っている。
何かを、もてあそんでいる印象すらしてしまう。
2番、3番の項目はどうだろう?あと10年経ったら
祭日や振替休日を多く作りすぎたから産業が低落した、国民総生産(GNP)が子供の教育同様アジアの他国から引き離された、だから「就労を優先する為に暦を改定する」と言うことに成らないだろうか?
 
現実と未来像が何か灰色のまま見切り発車してしまうようにさえ思える。
人は結果が良い時は自己を誇示して、反対の場合は陰に身を置く。
良かれ悪しかれ施行責任者がことの成り行きを国民に分かり易い形で総括すべきに思う。
その上できちっとした未来志向に則った舵取りをそれぞれの責任者に分担すべきではないだろうか?
 
爽やかで強い野球チーム、自信と責任感に溢れた本当の人間くさい監督の生きざまを垣間見て、指針を示す大切さとリーダーシップの重さ、そして「和」を保つ尊さを教えられた。
来年は北京に行って「ニッポン」を応援したいと強く思う。
岩瀬
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