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今日の読売新聞一面トップ記事は以下のタイトルで始まった。

喫煙、寿命3、5年縮める   「40才の男性」
リスク値明らかに        厚生労働省研究班調査

たばこを吸う男性は、吸わない男性に比べて40才以降の余命が約3,5年短なることが
厚生労働省研究班の大規模な疫学調査でわかった。寿命に対する喫煙の影響が、
具体的な数値として明らかになったのは国内で初めて。
喫煙対策の重要性を示す研究として注目される。
                           以上は読売新聞の記事の一部より。

常々思っていることは、喫煙を法治国家として認めている以上喫煙者の権利は当然ある。
趣味嗜好を遮断することは何人もできない。
但し、考えさせられることは喫煙者本人の寿命云々より別の問題があると思う。
タバコを吸っている本人より、その環境に共生する人に対する受動喫煙 又は副流煙の
方が被害を大きく受けると言われている。

地球は1つの小さな球である。(アースビレッジとも言われている)。日本から遥か
遠くに思える中国大陸のモンゴル平原 西側から偏西風に乗って黄砂が舞い落ちる、
特に西日本や北陸地方は白く積もった雪や洗濯物が黄色に変色してしまう。
今年の春先もひどいものだった。子供の頃、無限に近く大きいと思っていた地球が
実は小さい球なのである。調べて見た所、地球には65億8,920万人(2007・5・9 
14:00現在)の人口が存在する。その内、喫煙者は推定で約11億人いると言う、
その人々が仮に1日10本のタバコを吸ったとしても110億本分の煙害が大気に混じり
込む。これが毎日積み重なったら黄砂や花粉症のレベルでは無い。

私が学生時代から就職初期に掛けて借りていたアパートの6帖の部屋は、天井が
茶褐色に変色していた。その理由は自分も含め友達が度々遊びに来て吸ったタバコの
痕跡だ。見えない小さな人体の肺の中は更に濃色と思う。その頃のある朝、とても
息苦しさを感じて目を覚ました、その原因は友人が隣の布団で吸っていた寝タバコだった。
眠っていた自分はそれを無意識に吸い込んでいた。その時、強烈に思ったことは、
「言葉を発することのできない赤ン坊は苦しくても拒絶できない。
結婚して子供ができて親が傍でタバコを吸ったら赤チャンがかわいそうダ。」
最初は大人びた好奇心で吸っていたタバコをその時以来キッパリヤメタ。
30数年経過した現在振り返ると、若かった自分にとって価値ある英断だったと思う。

今朝のNHKニュースでも報じていた。飛行機や新幹線内の禁煙は常識に成ってきたが、
大分県、名古屋市、神奈川県のタクシーも全面禁煙になったとのこと。乗り物だけでなく、
連休の混雑時にホテルのレストランに行ったら満席で待っているお客さんが居る程だった、
然しその中で喫煙席ならば空席がありすぐに座れると言う。この矛盾って何んなのだろう?

今より大気汚染の少なかった10数年前は花粉症なんて病気は無かった。まして、
天気予報で花粉予報などが報じられるようになったのはここ1~2年前からだ。
子供の頃は杉の木の下で大気を吸って、杉鉄砲などを遊び道具にして思い切り走り回った。
杉を伐採したり花粉症の治療法を考えるより排気ガスや地球温暖化を含め大気汚染に依る
化学変化が原因で生じるであろう弊害に根本的なメスを振うべきではないだろうか?
将来国を背負って行く子供達の為にも、延いてはこの国の、いや全世界の健全的発展の
為にも大切な問題であると考える。
                                                 岩瀬


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