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伊勢路 紀行

先週は名古屋から近鉄特急に乗り換えて三重県各地を訪れた。
同業販売会社社長からのお招きもあり、自由闊達な意見交換と
歴史街道の趣を楽しむ旅でもあった。
訪ねた青汁販売会社はどこの部署に案内されても、すがすがしい笑顔で
心からの歓待を受け、人との出会いの素晴らしさを改めて教えられた思いがする。

翌朝は10数年ぶりに訪ねた伊勢神宮に感動。
樹齢何百年と思われる鬱蒼とした森を見上げ、砂利道を踏みしめる感触にも
心が引き締まる。

雨上がりの朝、両脇に生い茂る巨大な樹木からは濃厚な葉緑素の香りと
樹皮の生々しい息遣いが体内を清めてくれる様で気持ちがいい。
此処にしか無い特段の環境に自然と深呼吸を静かに繰り返す。
マイナスイオンを身体いっぱいに浴びている幸せ感が俗世間から隔離してくれる。

石段を昇り詰めたあたりは昨夜来の雨水が木の葉から風に流され、
そこに薄日が差して紫雲が覆い、内宮の神殿を守っている如くの幻想的な光景。
両手を合わせる心は、やはり日本人の魂が熱く甦る。

神宮近くの「おかげ横丁」は初めての訪問だった。
子供のころに見たお祭りのお芝居のような楽しいからくり映像のシアーター「歴史館」。
江戸時代の庶民の暮らしが情感たっぷり表現されている「テーマ館」。
いずれも伊勢参宮街道のさまざまな人間模様が展開されている。
古来からの良き伝統を守り続けようとする街全体の思いが伝わってくる。

京都、奈良、三重、と古い都の雰囲気は共通しているところが多い、
それは街並みの佇まいと静寂と中で感じるいにしえの伝統と人々の奥ゆかしさだろうか?
とにかく、東京とは違うスローライフを今に受け付いて堪能していることは間違いなさそうだ。

荘重で人情味がにじみ出てくる伊勢路の旅は自分の心に深く刻まれた。

                                                     岩瀬

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