× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 「北京秋天甲天下(北京の秋は天下一)」 と言う言葉があるほど、北京は秋が似合う街でした。 留学していた時は、熱暑が去った北京の街を散策するのが 秋の楽しみで、裏路地から裏路地へ歩き回り、 茶館で何するとでもなく窓から望む空を見上げていました。 また、秋は冬を前に羊肉がおいしくなる季節です。 羊を常食とする北京では、秋口になると、 風邪の予防と称し、羊肉と紹興酒の店に行き、 薬草を入れた紹興酒と、スパイスの利いた羊肉を 良く食べたものでした。 どちらも漢方の思想では体を温める食べ物との事。 夏は40度を超え、冬は氷点下15度まで気温が下がり、 気候が厳しい北京での暮らしは、その温度差から 体調を崩しがちでした。 最初の年は、食生活も含めて、日本風の生活を 維持していましたので、季節の変わり目に必ず体調を崩していましたが、 次の年からは中国風の食生活&生活スタイルにする事により、 ほぼ病気知らずで過ごせました。 その土地土地の風習や習慣、食生活は、その土地で健康に生きるための 知恵が生きているんですね。 「郷に入れば郷に従え」とは、まさに名言です。 菊池 PR |
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