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おはようございます。イワセ商会菊池です。
この頃、中国将棋やチェスなどを友人とたまにする機会があるのですが、 日本将棋と中国将棋、チェスの違いで面白いことを気付きました。 中国将棋やチェスは、駒が取られたらばそれっきりで、盤上の駒が どんどん少なくなり、私みたいな下手がやると、行き詰る事が多々あります。 中国将棋に至っては、どうしようもなくなり、「引き分け」という、 日本将棋なら考え付かない事も起こります。 外国の方は、一度とった駒を使える日本将棋があまり理解できないそうですが、 そこには、そのゲームが成立した国の歴史が背景にあるとみました。 もともと、チェスや将棋などは、その駒を見ればわかる通り、戦争の図上演習 が元になっているそうです。 日本の場合、(ここでは、戦国時代の前あたりまでをさします)地方の名族(守護大名など) は婚姻を繰り返し、ほぼ親戚状態ですので、たとえ、交戦して負けても、泣きついたり 違う大名にとりなしを頼むと、ほぼ勝敗はうやむやに終わり、結果として、領土は そのままで、勝った大名の下につく、などと言う事が多かったそうです。 まさに、島国ならではです。 つまり、とった駒はそのまま自分のものとして使えるということです。 それと違い、中国やヨーロッパでは、大陸ですので、敵対する相手と 縁戚関係を結んでいるという事は余りなく、負ける=国を失う事につながりました。 ですので、とった駒はそのまま使えません。 これらの事情が、ゲームの違いとなって表れたのではないでしょうか?? わたしも日本人なので、この、日本将棋に見られるような、 あいまいな感じが結構好きです(笑) いずれにせよ。こんなことばかり考えてるから腕が上がらないのかな?? などと、考えたりします。 菊池 PR |
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