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こんにちは!イワセ商会菊池です。

先日、友人の結婚式が中国でありましたので参加してきました。
結婚式もそれはそれでネタとしては面白いのですが、
それよりも何よりも感じたのは、北京市のオリンピックに対する意気込みです。

まず、町にあるスローガンや掲示はオリンピックに関する事ばかりですし、
広告と言う広告がオリンピック一色です。

また、TVも日にちのあとに必ず「3月23日 日曜日 オリンピックまで133日」と
オリンピックまでの日にちを入れますし、TVCMは半分以上がオリンピックネタ。
ニュースも3分の1がオリンピック関係のニュースと国務院通知、、、と。
まさに、恐ろしいまでの熱意に町中が満ち溢れています。
あまりの盛り上がり具合に私は軽い恐怖さえ覚えました・・・

それはさておき、一番驚いたのはレストランなどのサービスの良さです。
かつてはサービスの悪さが中国の名物でしたが、いまでは全然違います。

日本みたいに細かいところまで気がつくが、職業技術としてやっている
感じがするサービス(あくまで、私が中国で受けたサービスと比べてです、
日本でも負けないくらい快く心のこもったサービスをする方もたくさんいます!)
とは違い、心よりサービスする事を楽しんでいる感じなのです。
作り笑いではない自然な笑顔。こまか過ぎず、大局に立ったサービス。
サービスされるだけでうれしくなるようなサービスをする中国人が
爆発的に増えました。(一部例外もありますが・・・)

あまりこういう事では感心しない私ですが、今回は心から感心しました。
かつて、舌打ちをされたり、客なのに怒られたり(笑)と、
いい思い出がなかった中国のサービスですが、いまでは満点です。

駅員から、駅前の汚い食堂の店員、高級レストランのウエイトレス。
ホテルの服務員、警備員から車掌さんまで、皆さん、非常にざっくりとした
おおらかなサービスなのですが、親身さと言うか、心がこもったサービスを
してくれました。

改めて、サービスは技術ではなく、心持なのだと痛感しました。

日本も、技術重視のサービスではなく、サービスをする人にサービスする事の
喜びや責任感を教えた方が良いのでは?と思います。

菊池
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