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明日は二十四節季の一つ「啓蟄」
冬の間、地中に閉じこもっていた虫が大地の温もりを感じて這い出てくる頃。
本格的な春の到来を告げる「春分の日」までの序奏というところだろうか。
 
この時期が来ると以前に読んだ本の一節をいつも思い出す。
ある小学校の先生が「雪が溶けたら何になる?」との質問に、
ほとんどの子供たちは「水になる」と答えたそうだ。そのなかで、
ただ一人だけ「春になる」と答えた子供がいた。
「それは全体を包摂する感性豊かな言葉です」と著者は言う。
もちろんどちらも正解であることに変わりはない。
 
 
部分の変化を見るか全体をとらえるかの違いで、
ここではその人の感性が問われている。
現代社会の組織構造につながる見解にも思える。
 
「春になる」と答えた子供は客観的透視ではなく自分の存在がそこにある。
自分が感じ取った大局を表現するポジティブな世界だと思う。
雪が溶ければ草木は芽吹き小川のせせらぎは小石に跳ねる。
生命の営みと拓かれた自然の解放感を彷彿させる。
 
「ポジティブで謙虚な人は運を呼ぶ、幸運の女神は謙虚さを好む」
…何かの本で読んだ。
 
3月は卒業式や年度末で一区切りをつける時期。
そして4月からの入学式、または転勤異動と新しい出会いも生まれる躍動の季節。
自分も懐かしい出会いを求めて現在最高気温38度の熱帯地方へ明後日発つ。
 
世の中の流れが当たり障りのない無味乾燥的にも思えるご時世、
感性を磨いて心身とも健全で希望の持てる社会の春を謳歌したいもの。
                                              岩瀬
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