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先日の朝日新聞に興味深い記事が掲載されていた。
「群衆の動きに単純な法則」のタイトルで渋谷駅ハチ公口スクランブル交差点が
写し出されている。この交差点はニューヨークのタイムズスクェア、ロンドンの
ピカデリーサーカスと並び世界一の交差点であるという。
歩行者用信号が青になった40秒間に最大2000人が渡り、一日30万人が
利用すると言われている。
 
その群集の流れに一定の法則があり、交差点上で対向してくる一群と交わると、
お互いにスッと行き違い、ほぼ同じ速度と間隔を調整して4~5本のレーンを作る。
誰が指示したわけでもないのに、一方は駅方向に、一方は渋谷の街へ、
規則的に黙々と流れて行くと解説されている。
まるでアリの行列の如く。
それなら東京駅の丸の内交差点の朝夕も同じではないか?銀座や新宿でも…と思いきや!
 
水槽の中での熱帯魚の動き、水族館の魚の周回、TVで見る海中のイワシなどの群団、
または夕暮れ時の空を旋回するムクドリの群れ、…等々、みな一定の距離間を保ち、
仲間同士がぶつかることなく同じ方向へ規則正しく進む。
 
群れることで、天敵から自分が狙われる確率が減る。
移動時も経路を間違えにくく、安全性を高めてより遠くまで行ける。
誰かリーダーがいて指示している訳ではないのに、全体として秩序がとれているという。
人間の心理も魚や鳥たちと同じなのだろうか?
 
他人につかず離れず、その場の「流れ」や「空気」を読み合う、
「個々が意志を持って行動していても、集団になると単純なメカニズムで動いてしまう」と
結論づけている。
 
その群衆心理を正しく方向付けて、世界の紛争や貧困の解決に向かって規則正しく進む
ことが出来ないだろうか?
 
行政や企業のリーダーに方向性を見失い、己の赴く感情で人心や環境を抑圧する人は
いないだろうか?
 
魚や鳥や優れた人間は、平和な社会を守り安寧秩序を構築して、それを更に推進する為に、
群れを為す。
 
新聞記事から学び、さまざまな思いを彷彿させる師走のひととき。
                        岩瀬
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