× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 先週はタイのバンコクとチェンマイに旅した。
東京では、みぞれ混じりの雨が降ったとメールで知らされたが、
現地は最も住み心地の良い乾期の季節で快適な陽気だ。
最高気温は38度あったが日陰に入ると湿度が少ないせいか爽やかな
風が心地良く通り抜ける。
成田から飛行7時間南へ下がると、気候も環境も変化はダイナミックだ。
なんと東京出発前と現地での気温差は30度もあり、赤道域国の太陽と
都市は強烈に燃えている。
知人がタイ国政府農業省の認可を修得したオーガニックファームを
経営して、大変高名を博していることがことのほか嬉しい。
3年前に広大な自社ファームを案内して頂いたが、
成果は確実に進捗して知名度も国際的で、オーガニックカフェなどには現地及び
英字新聞にも写真入りでその功績を称えている記事をファイルしてある。
今回は農場まで訪れる機会がなかったが、今や食生活では世界のトレンドとなっている
オーガニック野菜、果物の生産と市場を見聞することも旅のもう一つの目的であった。
バンコクから飛行機で約1時間20分チェンマイも素晴らしい。
タイの北部にあたるこの地域は空気が澄んでいる。
空港からゲートを出た途端バンコクとは違う大気の匂いと透明度を感じさせる。
お気に入りのホテルに宿泊して翌日はピンリバーの舟とカフェで寛いたあとに、
気ままな列車の行程を選んだ。
チェンマイからクン タンまで、約2時間を敢えて三等列車を希望して乗車した。
どこに行っても地元の方々が生活の為に利用する列車に乗ることが自分は好きだ。
この列車はいかにもクラシックで予想以上にスリルとハプニングが続く。
もちろん車内は冷房など無い、窓を全開するにも大変だ。天井に付いている扇風機は
時々乗務員らしき人が来てドライバーでボルトの調整をする。
食堂車に行くために二両前に移動する際の連結器の両サイドのボディーには囲いがない、
よろめくと車外に放り出されるのではとスリル満点。
最後尾の突き当たりも連結器のように枠があるだけで開いたままの状態だ、
風が通り抜けるように解放されているのだろう、まさに生活の知恵か!?
開けた窓からは、表の野焼きで焦げた草が車内に飛び込んで来る。
進行方向に向かって座った自分はビールのグラスを手で塞ぎながら飲食することもオツで楽しい。
背広とネクタイをかなぐり捨てて、半ズボンとティーシャツ一枚の気楽さは何より心が休む。
他の乗客も皆楽しそうに会話しながら、ゆったりとその環境に溶け込んでいる。
伝統文化や歴史的遺産にも事欠かないお国だが、今回は村の生活に興味があった。
文明の発達で利便性に富んだ生活が日常的になっていると、
日々のありがたさを当たり前のように思う時がある。
自然に戻ったような生活様式は人間らしい味わいがが出てきて工夫を模索したくなる。
まさに、エコロジーの原点か。
自然の大地と山や川、寡黙で親切な人々、恥ずかしそうに微笑む子供たち。
岩瀬
PR |
忍者ポイント
カレンダー
カテゴリー
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
グリーンフラワー
性別:
非公開
ブログ内検索
最古記事
|