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奈良 長谷寺と京都 醍醐寺の桜は満開だった。
 
お彼岸の中日を挟んだ連休に私家菩提寺の総本山 長谷寺に参拝した。
旧友二人と落ち合い季節ごとに訪れる恒例の集いが楽しい。
 
宿泊は京都市内の雑踏を離れて滋賀県の琵琶湖湖畔のホテルに連泊した。
琵琶湖周航の船や湖に釣り糸を垂らす人達、ジョキングに汗を流す人々。
どの光景も、のどかで風光明媚な環境を満喫している。
 
翌朝は春霞と思いきや、黄砂の襲来だった。
遠く中国大陸の西北部やモンゴル平原あたりの黄土が強い偏西風に流されて、
西日本や日本海側のみならず日本のほぼ全域を覆う。
 
いつも思うことだが、地球は本当に小さな星なのだ。
だから、世界に壁は無い。
 
午後からは日差しも注ぎ風も治まり春らしい陽気になった。
霊験あらたか。
長谷寺の十一面観世音菩薩立像。
見上げる御姿に厚く想いを込めて足元に手を添え祈り伏せる。
国宝本堂前の懸造りからは満開の桜がそよ風になびき微笑むごとし。
 
京都醍醐寺の桜も実に見事だ。
東京では開花宣言が出たばかりのこの時期、
こちらの庭園では枝垂れ桜がしなやかな情緒を醸し出して風情をなびかせている。
 
豊臣秀吉が慶長3年に「醍醐の花見」に際して自ら基本設計をしたという庭園は、
壮大な桃山造りの表書院から一望できる。
置き石や木立が繊細優美に配置され、人目をゆったり大らかに和ませる。
桃山時代の絢爛豪華な文化がしのばれる。
 
どこの国に行っても、その町々の良さがあり独特の息遣いがある。
そして先人から培ってきた伝統的文化と歴史がある。
 
桜木は日本の文化に最もふさわしい天からの贈り物のような気がする。

sakura.jpg
                                                岩瀬

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