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1月25日午後9時からのNHK・TVニュースで興味深い話題が報じられていた。
近年ミカンの消費量が減少している。これは、こたつの使用頻度の減少と
正比例して同じ右肩下がりのデータが一致するという。
ソファーとヒーターの生活様式が多く普及したことが、こたつ減少の原因らしい。
 
そう言えば確かに、こたつのテーブルの上は籠に入ったミカンが定番だった。
上野駅が東北地方唯一の玄関口だった時代、こたつにはミカンがよく似合った。
寒い東北、こたつの温もり、家族団らんの茶の間に盛られたミカンが目に浮かぶ。
東京でも同じ光景が多くの家庭で見られた。
 
時代の変遷と現在のように果物の種類が豊富にない頃で、
庶民的補助食品の象徴だったのかも知れない。
 
「ミカンの花咲く丘」、この童謡の発祥地に何度も行っているからだろうか、
歌われているミカン畑と海と遠くに見える島がすごく懐かしく思い出す。
だからかミカンとその情景に愛着も強く感じる。
 
駅の売店で冷凍ミカンの袋入りも最近見かけなくなった、それは解凍するまで
20分かかるので新幹線の敷設による早いテンポに需要が合わなくなったようだ。
 
また、TVのインタビューで若い女性のこのようなコメントもあった。
・ミカンの皮をむくのが面倒くさい
・爪に白い筋が入ったり指が黄色くなるのでイャダ
・爪が汚れるのでティッシュを使ってむく…
 
このような声を反映してか、福岡では「むかん」という皮をむいたミカンが
発売されたと聞く。皮をむいて中の筋まで丁寧に取った冷凍ミカンだそうだ。
 
消費者の心理と行動は人それぞれだと思うが、ただただ唖然とする。
 
個人的な記憶では、ミカンとリンゴは果物に接した原点のような気がする。
数多く産出している国産の果物の中で、最も日本的で季節感を漂わせる
どちらも掛け替えのない貴重な産物だとも思う。
 
悲しいかな、今ミカン山は半分が放置されている状態だとニュースでは報じる。
皮も筋も黄色い袋も全て丸ごと栄養価が高いミカンを見直そう!
頑張れ!ミカン農園に携わる全国の皆様方!と、応援したい。
                                               岩瀬
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