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こんにちは!イワセ商会菊池です。

今日は目先を変えて本の紹介。

日本の歴史の中でやはり一番人気は戦国時代でしょう。

室町幕府という前代未聞の統治力がない政府が作った混乱状況のおかげで、
人々は日本史上類をみないリアリズムを身に付け、
結果多くの傑物を排出しました。

そして、誰しも??一度は、「好きな武将」比べなどで盛り上がったことが
有るのではないでしょうか?

やはり人気は家康、秀吉、信長、信玄でしょうが、私は断トツと言うか、
ぶっちぎりで細川幽斎が大好きです。

なにせこの人、当代一流の文化人である上に、官位も高い室町幕府の幕臣。
現状を分析し未来を予想するスマートさがあり、
足利、織田、豊臣、徳川という激動の時代に、つねに中の上の位置をキープした真の才人なのだ。

しかし、どちらかというと派手さや、武士的要素が少ないこの人物を扱った小説は
無きに等しいのが現状。

おススメなのは佐藤雅美作の「幽斎玄旨」。

永遠の天才脇役である細川幽斎の魅力を存分に書ききっているので、
自分を自家発光型ではないと自覚している人には強くお勧めしたい作品。
脇役には脇役の大事な役割がある事と、バランス感覚の重要さを改めて知ることが
出来る一冊。

利益よりも一時のプライドを優先させる安易な考えが幅を効かせる今日このごろ、
そろそろ細川幽斎や勝海舟、吉田茂のような本当の意味でのリアリストが主流になるのでは・・・
と思う今日この頃です。

菊池
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