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この日に参拝すれば四万六千日参拝したとお同じ功徳があるという縁日。
東京の浅草寺などでは七月十日とされ、ほおずき市でにぎわう。
江戸中期、享保の頃より始まる。  「広辞苑一日一語」より
 
最近はあまり見かけないが、ここ葛飾や隣りの江戸川区あたりでは古くから
農業を営んでいた人たちが、真っ赤なほおずきを吊り籠に入れて浅草寺境内で
よしず作りの簡易店舗で販売していた。
 
販売と言うよりお祭りのセレモニーのように感じた子供心の記憶がある。
同級生の家が何軒か出店していたもので、夜遅くまで浅草寺(せんそうじ)で
遊んだ思い出が懐かしい。
 
なぜ、浅草寺は(あさくさてら)ではなく(せんそうじ)なのか当時は深く考えてもみなかった。
中国から仏教の伝来と漢字の輸入により、神社は訓読み、お寺は音読みの習慣が
根付いたと知ったのはかなり後のことであった。
 
ゆかた姿の人も多く、粋な善男善女が目立つ江戸浅草通り。
ほおずき籠や風鈴の涼しげな音色をたなびかせて歩く人々で寺町界隈は賑わう。
東京下町浅草の江戸時代から続く夏の風物詩だ。
 
京都大原「三千院」からの会報にも、お盆の施餓鬼法要や「千年の祈り万灯会」の
案内が届いた。
ご先祖様の御霊を供養する新、旧お盆の時期が近づいた。
 
隅田川に浮かぶ屋形船に目をやりながら吾妻橋を渡り古き時代に思いを寄せる、
浅草散策もたまにはいいものだ。
 
仲見世を通り過ぎ観音様にお参りして、四万六千日の功徳を願う。
 
拝領する功徳のご利益は全世界の弱者に分け与えて欲しいと祈りたい。
     岩瀬

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