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おはようございます!イワセ商会菊池です。
今日は、目先を変えてブックレビューをお送りします。 タイトルは「光文社新書 すべての経済はバブルに通じる」 経済の本は小難しい事ばかりの羅列で、“腑に落ちない”本が多いのですが、 この本は久々に“腑に落ちた”本でした。 昔から、私の嫌いな事は「すべての原因をある一語に当てはめて、議論や思考を封殺する」事です。 この頃、テレビを見るたびに、「バブルでしたね」 「世界的なバブル崩壊で・・・」云々 と、この頃の不況の原因を「バブルの崩壊」の一語で片付けているきらいがありましたので、 いったい、バブルとは何なのか??と言う観点で、本を探していた時に、友人から紹介されたのがこの本です。 バブルから話を起こし、資本主義とは??と言う事まで論旨は及び、しかも、無理なく、 理解できる良書だと思います。 あまり、経済に興味のない私も、無理なく読めました。 ものすごくはしょって内容を説明すると・・・ バブルは、プロの投資家は危険なので近づかない。 熱狂が冷めた後、初めてみんなバブルと気づく。 などと、考えていましたが、これは間違いで、 バブルは、みんな周知の状態で、プロの投資家たちが、 危険を解りつつも参加している・・・等々。 まだ、ざっと流して読んだだけなので、かなり大雑把な理解ですが、 なんとなく使っていた「バブル」と言う言葉に、このように深い物があったとは! と、自分の不勉強を恥じています。 サブプライム問題まで話は及んでいますので、 タイムリーで非常にわかりやすい本になっています。 知ってる方はとっくに知ってることなのでしょうが、 私には初めての知識ばかりでした。 特に、私みたいに、そこまで経済に興味がない方におススメの1冊です! 菊池 PR ![]() ![]() |
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