× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
こんにちは!イワセ商会の菊池です。
前回、お茶会の話をしましたが、そこに来ていた有名な台湾の茶芸師の先生の話で。 「中国茶は基本さえ守れば入れ方は個人の自由、型はありません」 との事。 数千種類の茶葉を入れなければ行けない中国茶道では、 一つの型を使うのでは「美味しく飲めない」そうです。 型を作り、それを守ることが大事になってしまう日本とは大違い。 民族の違いと言うか、考え方の違いをしみじみと感じました。 本当に、お茶はどんな入れ方でも「美味しく飲める」事が目的であり、 「決まりを守って淹れる」事ではありません。 まったくもってその通りなのですが、「決まりを守って淹れる」が 目的になってる人がなんと多いことか! もともと、マナーやエチケット、作法は、自然にふるまえない人を 強制的に従わせるためのものであり、墨守すべき金科玉条ではありません。 その行動が他人に不快を与えず、優雅であればそれでいいわけでして、 ある国の国王が、全員がしかめつらしい顔でフォークとナイフで魚を食べてる時に、 一人手づかみで食べたという話があります。 その動きが非常に洗練されていたことから、そのマナー違反も「王者の優雅さ」と 言われたそうです。 実生活を考えても、手段が目的になってしまう事はよくあることでして、 中国茶道からいい事を学べたと思いました。 さすが、お茶の国。深い!と感じました。 菊池 PR |
忍者ポイント
カレンダー
カテゴリー
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
グリーンフラワー
性別:
非公開
ブログ内検索
最古記事
|