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東京で好きな場所の一つ、「江戸東京博物館」にブラリと行ってきた。
今回の特別展示室は、「日仏交流150周年記念特別展」で薩摩焼の公開であった。
副題に~パリと篤姫を魅了した伝統の美~と謳われている。

驚いたことに、今から142年前の1867年(慶応3年)に開催された
第2回パリ万国博覧会に薩摩焼が出展され、
ヨーロッパで高い評価を受けたと目録に記されている。
それから140年目を記念して、一昨年に「フランス国立陶磁器美術館」で
薩摩焼展が開催され、好評を博した品々が今回「江戸東京博物館」に展示されている。

陶磁器を評価する見識など自分には全然ないが、作品の優美さとその時代の息遣いは
伝わってくるような気がする。

なかでも興味を惹かれたのが、特別出品として天璋院篤姫所用の薩摩焼15点だった。
ご本人が使われた文鎮やお香入れ、そして置物の数々が人目を引いた。
幼い頃から愛用したであろう可愛い小物類を目のあたりに見ると、いとおしくも感じる。
また義父、島津斉彬直筆の掛け軸や巻物が展示されていて、
その繊細な書体に今までの想像とは違った人物像をイメージした。
昔の人は難局の時代にあたっても風雅の時間を大切にしたものだと思う。

館内の駐車場を出ると、目の前は隅田川にあたる。
遠目に映る堤の桜木も幾分うっすらと赤みを帯びてきた。

昨日は24節気の一つ啓蟄で、
冬眠していた昆虫も目を覚まし、草木も芽吹き始める頃。

自然界の躍動と時代の繰返しを感じ取りながら、いつも新鮮な気持ちで頑張ろう!
岩瀬
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