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秋の日はつるべ落とし。
日没の早さと朝晩の冷気が季節の深まりを感じる。
習慣にしている夕刻時の散歩も一時間早まった。
それでも夕暮れ時は早くいつもの運動公園遊歩道も人影まばらでわびしい光景。
まして葛飾総合スポーツセンターは工事という事情で夜間照明が遮断されている。
青少年の跳ね飛ぶ躍動や元気な歓声も消えて秋風だけが川面から通り抜ける。
点在する街路灯だけではいかにも物淋しさが漂う。
ふと思いを巡らす。
昼間に見る競技場はトラックやフィールドのアンツーカそしてスタンドも整然としている。
グラウンドに張られた人工芝もきれいで補修の必要は無いように見える。
11月1日から来年の3月末日まで5ヶ月もの長期に渡り何の工事をするのだろう?
偶然なのか予定通りか3月末日は公官庁の予算使用年度末になる。
遊歩道の赤レンガには工事用の事務所か休憩室に使うのかプレハブが並んだ。
正面の貼り紙を確認すると、電気設備及び給排水設備等の工事と表記がある。
広大な施設だからこのような工事でも長期に渡るのだろう!?
自分は歩きながら別の発想をしてみた。
5ヶ月もの工事にはかなりの人材と資材と資金を投入することは間違いない。
それら多くの人材と莫大な費用を東日本大震災の復興に転化出来ないものだろうか?
日本国全体が縦割行政を再考して今必要とする被災地支援を第一優先に、
出来ないのだろうか?
グラウンドの設備改修も大切な社会事業であることは理解はできる。
されど、今現在最も苦しんでいる人々や地域の設備を復旧支援することが
最大の急務であり務めでは無いだろうか。
全国の自治体が被災地支援をピンポイントに振り分けて実施することが出来ないだろうか。
昨日も昼のニュースで、仮設住宅での高齢者孤独死の悲劇が伝えられていた。
今日は東日本大震災から8カ月になる。
東北では紅葉が落ちた後にやって来る冬は長くて厳しい。
日本全国がひとつになると言うことは言葉だけでなく全国の自治行政が一丸となり、
今、脆弱な環境と地域そしてそこに暮らす人々を最優先に支援することではないだろうか。
平常地域の事業と優先順位を前後してもいいではないか…勝手な思いを巡らした。
遠くにスカイツリーの灯りがほんのり無言でミストに浮かぶ深秋夕暮れ時。
岩瀬
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