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今日の東京は朝から初夏のような透き通った日差しが気持ち良い。
昨日の昼休みに食後の運動を兼ねて会社近辺を散策した。
満開だった桜が南東からの風で散り始めた。
好天にも恵まれて中川土手とその周辺は人々が思い思いに寛いている。
 
保育園児と引率の保母さんの微笑ましい光景、
シートの上で楽しそうに談笑する主婦のグループ、
故郷を思うか、川べりに腰をおろして沖縄三線を弾く男性。
 
遊歩道を行きかう人たちは、誰もが歩くテンポはゆったりと、時の流れを味わっている。
見知らぬ人が憂いをこめて「もう散っちゃうんですネ」と話しかけてきた。
また別の人は「素晴らしい!」と微笑みかけて自転車を押してすれ違う。
下町の気さくさからか、通う思いを言葉で表してくれるのだろう。
日本人は皆、桜が好きなんだなァー!
それぞれの人が散りゆく桜を惜しんでいる。
 
降りそそぐ日差しの中をひらひらと舞い落ちる花びらは、
まるで雪の結晶が生き物になって遊んでいるようだ。
 
「風ヨもう少しの間、吹かないでくれ!レンガ道を掃き掃除をする公園の管理員さん、
落ちた花弁を、ゴミをかき集めるように竹ほうきで掃き寄せないで欲しい!
踏むことさえ遠慮しがちの可憐な絨毯をもう少しそのままにして置いて下さい!
無造作にゴミ入れに押し込まれる風雅な姿が痛々しい、横目で見ながら…」
勝手な独り言を心の中で叫ぶ我が身の切なさ。
 
でも、散る花があるから来年は輝きを一層増すのだ!と、気を取り直す。
 
社業を終え帰路を照らす満月も美しい。
桜と月光、宇宙の営みは身近であり神秘的だ。
明日は、まほろばの都で樹齢300年のしだれ桜に拝顔したい!

sakura3.jpg
                                                 







岩瀬
 
 
 
 
 
 

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