× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 ヒートアイランドの一言では言い尽くせないほど厳しい暑さが続く日本列島。
一昨日のニュースに依ると、群馬県の館林市では38.9度の最高気温を示し、
全国で35℃以上の猛暑日を記録した観測地点は106ヶ所に及ぶという。
更に昨日は岐阜県多治見市で39.4度と最高気温を更新している。
地球温暖化の大きな原因と考えられている人為的な二酸化炭素や温室効果ガス等の放出。
その使用頻度は暑ければ暑いほど高まるので悪循環に陥り、負のスパイラルが増大する。
化石燃料が大気中へ排出することに依る地球温暖化の影響とは別に、
緑地の荒廃と減少もヒートアイランドの大きな理由と言われている。
アスファルトとコンクリートジャングルの都心では熱射の逃げ場がない。
昼間、文字通り焼け石の深層部に蓄積された熱と混合粒子が夜間になり放出されてくるので、
寝苦しく異常で不快な熱帯夜が続く。
強烈な太陽光線と熱せられた混合分子を優しく吸収して、
効果的に放出する自然の「緑」と「水」と「土」がこよなく恋しくなる。
新潟県南魚沼市はコシヒカリの稲穂が青緑に輝き風になびいて秋の収穫を待っている。
透き通った青空と森林緑地のコントラストが美しく、木陰を吹き抜ける風は心地良い。
森林は二酸化炭素の吸収源となり、その葉緑素で分解された養分たっぷりの水分が大地を潤す。
因みに我が国の森林率(国土の面積に占める森林の割合)は67%で世界中でNO2に値する。
世界NO1の森林率はフィンランドの73%、及び先進国の平均森林率は31%とのデータを学ぶ。
このあたりに、森林に恵まれた我が国の環境を守り社会生活に直面したエコ産業を発展させ、
活性化する素地が見えてきそうだ。
林業で名高い、大分県日田市の川辺から眺めた豊かで凛とした林業地帯も思い起こす。
狭い国土にパッチワークを貼り付けたように空港を作っている現実を直視すると、
産業の方向性と国民の将来を改めて考えさせられる。
水田と魚野川の坂道をを上った丘陵地に位置する舞子高原。
ここは山林の中にあり昆虫と共生している。
静寂の林にヒグラシの鳴き声がのどかなハーモニーを奏でる。
夏が終わり秋が深まると、テントウムシが窓の戸袋の中に冬眠の準備を始める。
中には電球の傘の中に居場所を確保する賢者もいて愛らしい。
今の時期は決まったように夕刻時にスコールのような夕立が来る。
越後連山と谷川連峰に抱かれている立地は、日中の地表から上がった水分が山々の高い尾根に、
包まれて飽和したとき堰を切ったように野山や大地に戻ってくるのだろう。
ひと時のシャワーは木々の青さを一層水々しく際立て、マイナスイオンに大気が覆われているようで、
爽快感を全身に覚え深呼吸を繰り返す。
こちらに来ると空気の美味しさと自然環境を維持することの大切さを五感で感じる。
久しぶりにエアコンをつけずに熟睡できる幸せを、ことさら新鮮に感じた舞子高原の休日。
子供の頃に蚊帳の中で開いた縁側からの涼風を感じていた香りを思い出して懐かしい。
岩瀬
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